容器裏側の説明書を読みながら液量を量ろうとすると、
ピンク色の容器は必然的に右手にキャップ、左手に取っ手(容器)となってしまう。
右利きであれば自然な持ち方だが、左利きの場合だと使いづらいはずである。
もし左手が不自由な方が使う場合だとなおさらであろう。
では緑色の容器はどうだろうか。
容器の真ん中に穴があいていて左右対象、どちらの手でも使いやすい持ち方で使用できる。
どちらかの手が不自由な場合でも、キャップは台に置いて、片手で容器を持って注ぐことができると思う。
手の大きさ、指の長さや太さ、握力、持ち方のくせなど、人により違いがあるにも関わらず、
「持ち方が限定される」ような「押し付けがましい」取っ手を僕はあまり好ましく思っていない。
そういう点で緑色容器の取っ手は素晴らしいと思う。
がしかし、取っ手単体で見た場合、ピンク色容器のほうが断然好きだ。
柔らかいアールで構成され、手触りが良く、太さも適切。容器を軽く感じさせる。
また、どちらの容器も取っ手部分が洗剤で満たされている点に魅力を感じてしまう。
…ん?なぜだ、なぜそんなところに魅力を感じるんだ?
自分でも、よくわからない。
【蒐集場所:自宅】