取っ手だって愛されたい。触れる人に優しくしたい。 手をつなぐのは一瞬だけど、ずっとここで待ってます。
なんという、丸く、やわらかく、手に優しい取っ手だろう。 見つけたとき、思わず嬉しくなってしまった。
さらに触って驚いたのが、その金属無垢材がかもしだす、重量感、塊感、みっちり感。
そして、毎日何度も触られて出来た、無数の傷。鈍い輝き。
なかなかの銘品である。
もしも自分で家を建てるチャンスがあったら、ぜひこのドアノブを付けたい。 毎日好きな取っ手に触れて生活するなんて素敵なことだと、僕は思う。
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