以前ご紹介した、鍵とゴミステーションの取っ手、絶妙な組み合わせ。
http://totte-site.blogspot.jp/2011/10/blog-post.html?m=0
扉を開けるための取っ手なのに、鍵をかけることで扉を開かなくするという、
機能が真逆になる点が気になって仕方がなかったのだが。
ついに先日、鍵と取っ手の関係を揺るがす、ものすごいのを見つけてしまった。
正直興奮している、が、悲しくもある。
取っ手に繋がれたビニールひも。
その片方は壁に、画鋲で留められている。
その下には「開閉禁止!」の文字。
よほど窓を開けてほしくなかったのだろう。
その気になれば簡単に取り外しが出来る画鋲とビニールひもなのに、
窓の開閉防止としてしっかりと機能しており、これはもう立派な鍵である。
だが、僕には取っ手が、リードに繋がれた犬のように見えてしまう。
コンビニやスーパーマーケットなどの入口に繋がれ、飼い犬を待つ、不安そうな目。
「開閉禁止!」の文字にしたって、取っ手に対しての戦力外通告に等しい。
何しろ、もうその取っ手は触ることも、操作することも禁止されているのだ。
どうしてそこまで取っ手に冷たく出来るのか。
取っ手の立場になって考えた事があるのか、「開閉禁止!」の貼り紙した人!
…いや、冷静に考えて、冷静に考えなくても、取っ手の立場でなど、これっぽっちも考えてないだろう。
でも、僕は、僕だけは、君の事を見つめている。
また会いに来るから、それまで腐らずに、しっかりと窓をロックしていてくれ。
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